2026/08/09 10:18
こんにちは!
スピネル好きのノリちゃんです。
8月はスピネル、ペリドット、サードオニキスが誕生石です。
...8月もあっという間に1週間が経ってしまいました、本当に早いですね。
8月の誕生石であるスピネル、そして少量ですがコバルト系のスピネルを新たにご用意しました。
こちらは、紹介兼基礎知識編のコラムとなっています。

こちらは早速ですが、今回新登場となるマーキスカットのコバルトスピネルです。
宝石名は「ブルー・スピネル」になります。
大分色は深いですが珍しいマダガスカル産のコバルトスピネルになります。
コバルトスピネルとは何ですか?

日独宝石研究所(以下日独)の判定に準拠した物として以下の項目が該当した場合は、
コバルトスピネルとなります。
①ブルー・スピネルである事
②「コバルトバンドを認む」の記載がある事
超簡単!分かりやすいでしょう?
クエスチョン!
次のスピネルは、スピネルorコバルトスピネル?

こちらは、新作スピネル0.104ctです。
EGLと日独宝石研究所共に「コバルトバンドを認む」旨のコメントがあります。
2つの研究所が、色の起源は一致した形となります。

こちらは日独のソーティングです。
色に「ブルー」の記載がない為、一般的にはコバルトスピネルに該当しません。
ちなみにEGLは「薄青紫色」ですのでこちらも基調は紫色です。
成分はもちろん大切ですが、結晶の色合いがブルー主体であるかどうかも、コバルトスピネルと呼べるかどうかのポイントのひとつです。
この作品ですが、ブルーイッシュペールバイオレットスピネル(コバルト)としてご紹介しています。

こちらは新作ブルースピネル0.120ct(日独では0.121ct)です。
EGLでは「コバルトのみ」、日独では「鉄およびコバルト」と出ています。
淡めの色合いなども考慮して「ブルースピネル(鉄コバルト)」としてご紹介いたします。
過去いくつか検査、および日独研究員と話をした上で、"鉄含有の記載”の判定は、
EGLでは「鉄元素が一定量を越えたら記載」、日独では「コバルトよりも鉄が強かったら記載」となり、
ものによって、判定に差が出る可能性があります。
日独では色が「コバルト51%/鉄49%」でもコバルトスピネルに該当する為、
EGLでは「鉄&コバルト」、日独では「コバルト」という逆の判定もあります。
GemTreeJapanでは2つの鑑別機関の判定を総合的に判断して決定します。

上の新作ブルースピネル0.120ctは「鉄およびコバルトバンドを認む」という表記になり、日独基準ではコバルトスピネルとはなりません。
ブルー・スピネルであり尚且つ、コバルトが色の要因に強く起因している場合のみ、コバルトスピネルとするのが基本です。
GemTreeJapanでは以下のように分類してご紹介いたします。
"コバルト認むブルースピネル"
コバルトスピネル / Cobalt Spinel
"鉄・コバルト認むスピネル"
スピネル(鉄コバルト) / Spinel (Iron & Cobalt)
"コバルト認むブルー以外のスピネル"
スピネル(コバルト) / Spinel (Cobalt)
これらのネーミングの差によって大きく価値が変わるわけではなく、結局は石そのものの色・品質によって価値を判断します。
強いネオンブルーを放つ王道のコバルトブルー頂点に、濃厚なティールブルーや明るいライラックブルーなど意外に幅のあるカラーが魅力のひとつです。
何が自分の琴線に触れるか探しつつ楽しい宝石ライフをお送りください👋
