2026/03/12 09:00


おはようございます、ノリちゃんです。

今年もあっという間に春になりましたね、めっちゃくちゃ早いです。

冬も空けてきてやっと暖かくなる...そう思うと少しだけ嬉しいです。が、まだまだ寒いです😔



今回は久々に石の種類での特集となります。

少し前から見る事が多くなりましたね、グリーンベリルです。

「エメラルドの明るい奴!」と言えばそんな感じですが、細かいですが差がございます。



グリーンベリルとは、クロムでは無く、鉄による発色で緑色になったベリルです。

言ってしまえば、ただそれだけの違いなんです。

なので、「この色でもグリーンベリルなんだ。」と言うピースもあれば、

「明るい緑色だけど、ロシア産エメラルドなんだ。」と言うピースもあります。

要は内包されている微量元素の違いです。



ナイジェリア産の中には、バナジウムを含むものも存在し、

そちらは青みを帯び、エメラルドと比較するととくに日陰で色味の違い(青さ)を感じる事が出来ます。

日独宝石研究所様に鑑別の依頼をすると、ある程度のバナジウム含有にて、

「バナジウムを認む」というコメントを頂く事が出来ます。

今回のピースの中には存在するかは微妙な所ですが、

そういう物もあるという事を覚えておいてください。



今回のグリーンベリル、市場にあるグリーンベリルの多くは基本的に鑑別書関係が付いてない事があります。

ナイジェリア産のグリーンベリルは、かなりの確率でオイル含侵処理がされている事があります。

知り合いの業者の綺麗なグリーンベリルも6個中4個は処理済みでした。

ただし、「エメラルドと同じく基本的になされている物」だと現状考えており、

価値に関しても左右される物ではないとも考えています。

エメラルドでこの透明度であれば、オイルの有無で非常に大きな価格の差が生まれますが、

グリーンベリルではほぼ差が無いと言ってもいいでしょう。

※あくまで現状の市場価格での話です。



こちらは過去に行き先が決まったバイカラー(緑と無色)のグリーンベリルの蛍光です。

おそらくですが、こちらもナイジェリア産であり、緑色の部分にバナジウムが入っていたのではないか。

そう推測しています。

エメラルドの中にも蛍光するピースが存在しますが、恐らくそちらはクロムとバナジウムが入っているのだと思われます。

面白いですね。




今回の記事では、鉱物学的な事は殆ど書いておりません。

基本はエメラルド、ベリル類を参照して頂ければと思います。

緑柱石グループは色によって宝石名が変わります。

凡その基本情報は同じですので、ここでは省くこととなりました。



今回は群馬オフィスにある初出しの6ピースを加えたグリーンベリルの特集です。


数は多くありませんが、たくさんのご購入お待ちしています。