2025/11/19 06:54

今回はアイオライトについて少しだけブログを書いておこうと思います。
タイトルは敢えてコーディエライトとしました。
もしかしたら、意外にもピンと来ないが故にブログを開いたのではありませんか?

上の写真は僕の個人コレクションのコーディエライトです。
コーディエライトは鉱物名で、褐色や灰色等の青紫色も含まれます。
そのなかで、美しい青紫色の結晶だけをアイオライトと呼びます。
和名で菫青石と呼ばれていますが、上の写真みたいな、このような色も存在します。

アイオライトはギリシャ語で「紫」を意味する言葉から名前が付けられました。
このアイオライトは強い多色性を示す為、方向によって灰色やほぼ無色に見える事もあります。
下の画像は上のアイオライトの向きを変えて撮影しました。
鏡面では紫色ですが、実態は灰色が見えます。
3色にも見える事があるらしいのですが、僕は基本的に濃淡の二色性しか感じる事が出来ていません。
3色にも見える事があるらしいのですが、僕は基本的に濃淡の二色性しか感じる事が出来ていません。
多色によって黄色に見えるピースがあれば是非ご連絡ください。
コレクターの興味で見てみたいです。
(ノリちゃんのXアカウント)

モース硬度は7~7.5と石英と同等クラスに硬く、宝石としての要素の一つはクリアしています。
ただし、劈開の関係や熱にはあまり強くはない為、他の宝石もそうですが、扱いには十分注意してください。
また、アベッチュレッセンス効果を持つアイオライトサンストーン/ブラッドショットアイオライトがあります。
こちらはオレゴンサンストーンの「銅」とは違い、鉄鉱石系統などの「鉄」による物です。
余談ではありますが、日本で採れる桜石はアイオライトが変化、変成して出来た物になります。面白いですね。
現在取り扱っているアイオライトは、透明度は高く、色も十分に乗っています。
現在取り扱っているアイオライトは、透明度は高く、色も十分に乗っています。
手に取りやすい大きさのピースはやや明るいものの、十分にアイオライトとしての色味を持っており、お手頃価格でご紹介しています。
色での評価の点でいえば、現状扱っている商品の中では10ctの大粒が圧倒的に良く、内包物があるとはいえ大きさの点から評価が高めとなっています。
是非この機会にGemTreeJapanのアイオライトを手元で見てください。
是非この機会にGemTreeJapanのアイオライトを手元で見てください。
